あのとりブログ

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シンプルな思考。LINEの前CEO森川氏が話す成功哲学とは?

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あなたは、普段からLINEを使っていますか?

 

 LINEのユーザー数は2018年3月の最新データによると、月間ユーザー数「1億6700万人以上」でアジア圏(日本・タイ・台湾・インドネシア)で連絡手段として広く使用されているアプリのひとつです。

 

【情報ソース元】

gaiax-socialmedialab.jp

 

  2018年1月には、LINEの子会社であるLINE Financialが仮想通貨の参入を決めており、これからもより成長していくであろうLINE。

 

 その誕生秘話と、前CEOの森川亮氏の仕事に対しての姿勢や思考に興味を持ったきっかけで元ネタ本と出会いました。

 

 では、さっそくLINEの誕生秘話や森川氏の思考法を書いていきます。

 

【元ネタ本】  

シンプルに考える

シンプルに考える

 

 

 

  LINEの誕生秘話とは?

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あなたは、 LINEが震災きっかけで誕生した事をご存知でしたか?

 

 LINEは2011年3月末にあった震災、東日本大震災の時に社員が被災し、もっと「クローズドなコミュニケーション」の必要性を感じ、LINE開発に着手しました。

 

 ネットリテラシーが高いユーザーだけでなく、「誰もが使いこなせる、もっと便利なメッセージ・サービスが必要だ」そう切実に感じたプロジェクトメンバーの「熱」は凄まじかったと森川氏は言います。

 

では、肝心のCEOである森川氏はどのような指示を飛ばしたか?

 

それが、指示なんて飛ばしていませんでした。本書内でこう書かれています。

 

【本書抜粋】

 僕は、彼らの方針・ビジョンには一切口をはさみませんでした。

 

 なぜなら、意味がないからです。社長である僕の仕事は、自分よりその分野に強い人に仕事を任せること。

 

 その人がリーダーとなり、必要なメンバーが集まって全力でプレーをしている。そこで、僕が何を言っても邪魔になるだけです。 

 

 この考え方に、僕はびっくりしました。世間一般では、社長は「会社のリーダー」であり責任者という立場です。

 

僕の勤めている会社もトップダウンで、社長の意向が重要視されています。

 

ですが、LINEは違います。

 

 当時のLINEの社長である森川氏の仕事は、「彼らの邪魔をするものを取り除くこと。何か必要なものがあれば用意すること。彼らの「熱」を守ることこそが、最大の使命です」そう著者は話します。

 

 プロジェクトメンバーを完全に信用し、チームの「熱」を守ったからこそ「LINE」は誕生したのです。

 

 経営は「管理」ではない?

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「イノベーション」という単語をよく耳にするようになりました。では、初心に戻ってイノベーションとはどういった意味でしょうか?

 

調べてみると「まったく新しいサービスや製品を生み出すこと」とあります。

【ソース元】

 

 うちの会社は、イノベーションが起きない。そう悩んでいる経営者も多いと思いますが、なぜイノベーションが起こらないのか?

 

著者の見解を本書抜粋で見てみます。

 

【本書抜粋】

僕は、経営のあり方に問題があると考えています。

 

「経営とは管理することである」この固定概念がイノベーションを阻害している。

 

 つまり、経営が社員の活動を細いところまで管理しようとするがために、社員の強みを生かしきれていないことに根本的な問題があると思うのです。

 

 抜粋を要約しますと、経営=社員を管理という固定概念が自発性を阻害してイノベーションが起こらないということです。

 

著者の経営へのシンプルな考え方はこれでした。

 

「時代が変われば経営の仕方も変わる。」

 

 言われてみれば、当たり前かもしれません。戦後の日本は高度な「経営管理」によって生産性をあげることが成功の近道でした。

 

 しかし、時代は変わり「経営=管理すること」この発想を捨てることのできる経営者でなければ、変化の激しいグローバル社会で生き抜くことが難しいかもしれません。

 

イノベーションに必要なことは「自由」です。

 

イノベーションを生み出すのは人間であって、システムではない。」優秀な社員たちを自由に活動させるエコシステムこそが、イノベーションの源になると言います。

 

 金と名誉を求めないことが成功の秘訣

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僕は過去にどのくらいの本を読んだかわかりません。僕のフィルターがそうさせているかもしれませんが、多くの経営者の著作を読んでいると共通の発言があります。

 

それは何か?

 

「お金」や「名誉」を求めないです。本書内でも著者はこう話しています。

 

【本書抜粋】

「お金」と「名誉」ー。

 

これは、人間にとって非常に魅力的なものです。

 

 しかし、僕は、これらをモチベーションに働くのはむしろ危険だと考えています。理由はシンプルです。

 

 「お金」や「名誉」を手に入れると、それを守ろうとしてしまうからです。その結果、新しいチャレンジができなくなり、自分の成長を止めてしまう。それは、とても恐ろしいことだと思うのです。

 

人間は弱い生き物です。

 

「お金」や「名誉」を与えられるとそれに満足して、自らをストレッチして成長するのは難しい。僕も、30歳を越え「挑戦」に保守的になっている自分を感じざるを得ないです。

 

森川氏はこうも言っています。

 

人間は、昨日より今日、今日より明日と成長できることこそが幸せだと思います。

 

 

 デザインが主導するとは?

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 このブログ読者の多くに「ブロガー」の方々が居てくれます。そんなブロガーの為にも、良質な情報発信はこのブログの目的のひとつ。

 

LINEの元CEOである森川氏は商品開発には、大きく2つのやり方があると言います。

 

ーー2つのアプローチとは?

 

①技術的アプローチ

 Googleは人々が欲しがるかどうかわからないが、エンジニアが「面白い!」と思うものをとにかく世に出して、当たったものをビジネス化

 

②デザイナーが主導するアプローチ

 スティーブ・ジョブズが典型ですが、人々が求めている「価値」を突き止めて、それをデザイナーが主導し具現化する手法。

 

LINEの手法は②の方で、ブロガーも②に属すると思います。

 

 LINEでは、デザイナーがサービス開発を主導するケースが多い。

 

 もちろん、優秀なエンジニアの存在も極め重要だと語っていますが、エンジニアにはどうしても機能過多になりがちだと指摘しています。

 

デザイナー主導ですと綺麗なレイアウトと考えると思いますが、それはまったくの誤解。むしろ、自分の好みの「見た目」にこだわるのは悪いデザイナー。

 

 本当に優秀なデザイナーは、自分の好みは一切排除して、「ユーザーにとって使いやすいかどうか」を徹底的に追求する。これがなければ、プロダクトが成り立たない。というところまで、削ぎ落とすことが優秀なデザイナーの特徴だと森川氏は言います。

 

 ブロガーも、「良質な情報をどれだけ読みやすいか?」に徹底的追求することこそ、本当の意味で読者目線だと思います。

 

DC(D=する・C=チェック)を繰り返して最適化する。

 

それこそが、LINEが爆発的にユーザーを伸ばした理由なのかもしれません。

 

 まとめ

シンプルに考える

シンプルに考える

 

 

・LINEの誕生は東日本大震災がきっかけだった。

 

・イノベーションは「自由な環境」から生まれる。

 

・金と名誉を求めないことが成功者の秘訣。

 

・デザイン重視より「ユーザー目線」 

 

いかがだったでしょうか?

 

 この著作を通じて、森川氏は新しいタイプの経営者だと感じました。戦後の経営者は、徹底的に軍隊方式。朝の朝礼や企業理念の呼称。

 

言われたことだけをとにかく正しくやる。それこそが、優秀な社員だったのです。

 

 ですが、インターネットという道具が時代を変え、人々の働き方を変えています。新しい時代をどう生きるか?そんな事を教授してくれる一冊です。

 

ご興味がある方は、一読をお勧めします。