あのとりブログ

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飲食経営は失敗。500万PVを記録したM&A教科書

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飲食店経営の廃業率が、全業種廃業率よりも約2倍も高いことをご存知でしたか?

 

ソース元は、日本政策金融公庫の「新規開業パネル調査」の2011年〜15年までの5年間の調査結果。具体的に、全業種廃業率は平均10.2%ですが、飲食店・宿泊行は18.9%。この数値は、全業種のなかでもっとも高い数値です。

 

「起業=会社を作る」ことだと思っている方も多いのではないでしょうか?

 

それは、違います。起業とは「事業を作る」ことです。

 

そう話すのは、堀江氏も推薦している著作の著者、三戸政和氏です。水戸氏は、Web「現代ビジネス」で500万PVを記録した連載記事の著者であり、ベンチャーキャピタリストで個人M&Aという方法論を推奨しています。

 

では、さっそく内容に入っていきましょう。

 

【元ネタ本】

 

 

 ゼロイチ起業は必要ない?

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あなたは起業家にどのようなイメージがありますか?

 

毎日、好きな仕事で生計を立てて、悠々自適なんて考えていませんか。

 

そのイメージと真逆です。あなたが仮に、会社でいちばん頑張って働く「モーレツ社員」だったとしても、起業家とはモーレツのレベルが違います。

 

寝るのを忘れるくらい好きなことを全力で楽しみながら、結果としてビジネスになっている起業家と、日々の会社の業務や役割のために「頑張ってしまっている」サラリーマンとは根本から次元が異なります。

 

僕も、24歳の時に「中古車をECサイトで」をコンセプトにSEの友人と二人で起業しました。結果的に、3期で会社売却して辞めました。辞めた理由は、友人の横領。信頼できなくなり、会社を友人に売却。売却益と相殺して負債は300万。

 

300万程度の負債で抑えられたのは、ファーストリテイリングのCEO柳井氏の言葉が頭にあったからです。

 

「ダメなら即撤退」

 

実体験から言いますと、横領がなくても結果的にダメだったはずです。想像を遥かに超える苦労とトラブルの連続で、収入の旨みより身体が持たなかったです。

 

まったくのゼロから事業を立ち上げ、成功させる起業家を「ゼロイチ起業」と呼びます。

 

そうした起業家は、「息を吸うかのように」とんでもない仕事をしています。ゼロイチ起業家は、「普通」の人間とは違う世界を生きており、事業チャンスを嗅ぎ分ける嗅覚の鋭さも別格。

 

著者の水戸氏ですら、「私も残念ながら、その感覚にはとうてい及びません」そう話します。

 

ゼロイチ起業で成功できるのは「天才」だけです。

 

u-note.me

 

飲食店経営の失敗率は高い

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あなたは、飲食経営を考えていませんか?

 

断言します。それは、絶対に止めたほうがいいです。

 

著者は、ベンチャーキャピタリストとして1,000以上のビジネスモデルを見てきた経験と、ゼロから起業した投資会社の経営者です。この経験から強く感じるのは、飲食業は「基本的には勝てないビジネスモデル」と話します。

 

それでも、「味には自信があるから大丈夫」と思っている方にご質問です。

 

FL比率」は売上の何%でお考えですか?

 

FL比率…?

 

この単語を知らないだけで、すでにアウトです。

 

FL比率とは、F(フード)とL(レイバー)のことです。

売上の55%以下にFL比率を落とさないと採算が合わなくなり、経営が傾くと言われています。長く続く飲食店の経営者は、みな意識してFL比率を下げる努力をしています。

 

その代表がランチ。

 

ランチは、FL比率を下げるためにやっており、やりたくてやっているわけではありません。

 

ベンチャーキャピタリストからすれば、飲食店はもっとも難しいビジネスモデルの1つと話します。立地、資金繰り、商品企画、仕入れ、原価管理、製造管理、採用、人事管理、マーケティングなど「経営学」のあらゆる要素がすべて詰まっています。

 

とても、素人が安易に始めて成功できるような市場ではなく、失敗する確率が高いレッドオーシャン市場です。

 

ちなみに現在経営者の方の場合は一度この著作を読むと経営の本質が見えてきますよ。

 

【過去記事】 

www.anotori.com

中小企業を買収せよ

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起業方法は、ゼロイチ起業だけでないことをご存知ですか?

 

その方法は、個人M&Aです。

 

ゼロイチ起業の難しさはすでに話しました。起業して5年後に残っている会社は42%。10年後に残っている会社はわずか23%です。わざわざ、難しい選択肢を選ぶ必要はありません。残った23%の企業の「オーナー社長」になれば良いと著者は提案しています。

 

サラリーマンを経験している方は、業界のノウハウを持っています。管理職ならマネジメントも経験しています。ゼロからすべてを揃えるより、既存の仕入先、顧客、人材、店舗すべてがすでにあります。

 

日本には起業が約410万社、うち中小企業は380万社もあります。その約7割が後継者不足です。自分で、会社を経営してみたいと思う方は、個人M&Aも視野に入れると面白いかもしれません。

 

より詳しい詳細は、本書まで。

 

まとめ

 

・ゼロイチ起業の10年後の生存率はたったの23%。

 

・飲食経営はレッドオーシャン市場「地獄」をみる。

 

・起業したいなら個人M&Aを考えてみる。

 

いかがだったでしょうか?

 

堀江氏も推薦しており、現在売れている著作の1つです。面白かったので、一読してみてはいかがでしょうか?