あのとりブログ

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医学博士が教示。子どもの問題行動と対処法について

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子どもの問題行動についてお困りではないですか?

 

それは、あなた自身が「脳にダメージ」を受けた教育をされたからかもしれません。

 

 そう話すのは、医学博士の友田明美氏です。友田氏は、30年近く小児精神科医として子どもの発達に関する臨床研究をしてきました。

 

 そこで、大人の関わり方によっては、子どもの「脳」を変形させてしまうことが、長年のリサーチによって明らかになっています。

 

では、具体的な子どもとの接し方について教えてもらいましょう。

  

 【元ネタ本】

子どもの脳を傷つける親たち (NHK出版新書 523)

子どもの脳を傷つける親たち (NHK出版新書 523)

 

 

  

 行動の原因は脳のダメージ?

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あなたは「心」がどこにあるか知っていますか?

 

 心配事や悲しい出来事があると胸が苦しくなったりするので、胸にあると思っている方が多いと思います。

 

しかし、科学的には「心」は「脳」にあると言います。

 

 簡単にご説明しますと、脳内ホルモンがストレスなどによって胃や腸に影響を与えます。それが、胸あたりを「ぎゅー」とされる体感に繋がります。胸が締め付けられるから、心は胸にあると思いがちですが、心は脳にあるとされています。

 

ーー「心」つまり脳が傷つく行為とは一体なにか?

 

それは、虐待です。

 

最近、あった痛ましい虐待ニュースには僕も胸が苦しくなりました。

 

 虐待と言っても、種類は大きく分けて三種類ある友田氏は言います。

 

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虐待3種類

 

1.心理的虐待 (罵倒や人格否定など)

 

2.身体的虐待 

 

3.ネグレクト(夫婦間の喧嘩など)

 

 成長の極めて大事な発育時期に、上記の虐待があった場合、キレやすくなったり非行に走ったり、自傷行為などの行動に出ることが医学では確認できています。

 

 夫婦ケンカも、子どもにとっては「精神的な傷」になってしまう恐れがあります。僕も両親の激しいケンカは、今でも鮮明に覚えています。

 

 日常の「しつけ」が虐待になる?

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あなたは「しつけ」と称して、本当に子どもの為に怒っていますか?

 

 しつけは、大切な行為です。普段は、「しっかりと常識を弁えた大人に」と親心で子供を叱っていると思います。

 

ですが、時に親心とは違う「イライラ」を子どもにぶつけてしまうこともあります。

 

あなたは、1日に「早くしなさい」と何回言いますか?

 

でも、子供は「なぜ早くしないといけないのか?」の理由が知りたいのです。

 

あなたも「そんなこと聞いていない。知らなかった」このようなことで失敗した経験があるかと思います。

 

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 ーーたとえば

 

あなたが、どうやるかの方法を教えてもらっていない仕事を任されたとします。

 

知らないから、自己流でとりあえず恐るおそるやってみましたが、やっぱり失敗。

 

 そこで、上司に「なぜそんな事をしたんだッ!!何やってんだ!!」と怒鳴られても、あなたの内心は「いや・・・だって知らないものはできる訳ないじゃん。そんなの理不尽だ」と思うはずです。

 

 まさに、子どもにしている行為がこのような事です。なぜ、怒られているのかが子どもはわかっていないのです。

 

 そこで、自尊感情に傷がついて「自分は悪い子なんだ」「自分には価値がないのだ」そう思うことから、問題行動が始まっていきます。

 

 子供の問題行為は治らないのか?

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問題行動は治る可能性はあるのでしょうか?

  

結論から言いますと。あります。

 

その方法は、とてもシンプルで「子供を認めてあげる」ことです。

 

 何かできたら「すごいね」「偉いね」と言いたくなりますが、それでは褒められないとやらない子になってしまいます。褒めるときは、具体的な行動を褒めてあげる。

 

たとえば、子供が片付けをしたとします。

 

「お片付けできたの!ママ部屋が綺麗になって助かったわ!ありがとう。」

 

 このような、具体的な行動について褒めます。そして、スキンシップをしっかり取ってあげてください。子供には無償な愛こそが、素直に優しい子に育ってくれる栄養です。

 

 上手な叱り方とは?

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あなたは、正しい叱り方はご存知ですか?

 

それは、なぜダメなのか理由を教えてあげることです。

 

「ママね、あと10分でお家出ないと仕事に遅刻しちゃうんだよ。そしたら、ママは会社の人やお客さんに怒られて遅刻が原因で会社やめさせられちゃうかも・・・だから時間や約束を守る事はとても大事なんだよ」

 

このように、具体的に「なぜ」を教えることが大切です。

 

それでも治らない問題行動の子供もいます。

 

 その際は、友田先生は薬物療法と心理療法で迷わず受診してくださいと言います。子供の問題行動の根本的な原因はうまく「自己肯定感」が育つことができなかったことです。 

 

【過去記事】

www.anotori.com

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 まとめ

子どもの脳を傷つける親たち (NHK出版新書 523)

子どもの脳を傷つける親たち (NHK出版新書 523)

 

 

・虐待には3種類あり、虐待によって脳が変形することがわかっている。 


・親のイライラを「しつけ」と称している。


・子どもの人格を認めることで、問題行動は治る。


・正しい叱り方で、「なぜ?」を教えてあげる。

 

いかがだったでしょうか?

 

 子供の問題行動の原因は虐待などで、脳に傷を負ってしまい脳を変形させてしまっています。それは、あなた自身が自分の親にされた虐待された経験が原因かもしれません。