あのとりブログ

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43.新しい経済のルールとは!? お金2.0

どうも「あの・・・とりあえずやってみます。」ブログ管理人のペーしゃんです。

 

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最近、仮想通貨バブルを経験した人も多いと思います。

フィンテックビットコイン、シェアリングエコノミーなど、管理人もこの単語を目にする機会が増えました。いま、世界は大きくシフトしています。

 

管理人も不安人間ですので、どのように変わっていくのか?

 

そう疑問を抱きながら、いつものように本屋にぶらりと立ち寄りました。「売れ筋ベスト」に目をやると「お金2.0」という著書が品薄状態でありました。

 

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

 

 

迷わず購入。面白いと思ったので、今回ご紹介する著書は「お金2.0」に決定です。

著者は佐藤航陽氏で株式会社メタップス代表取締役社長をやられている方です。新しい経済のルールと生き方をさっそくご教示していただきましょう。

 

お金の正体とは!?

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3つのベクトルが未来の方向性を決める!?

世の中の「力学」をまず理解することから本書は始まります。経営に限らず色々な分野で成果を出している人は、意識的にせよ無意識にせよ「バランス感覚」が特徴としてあると佐藤氏は言います。

 

現実はおおよそ3つの異なるベクトルが併存し相互に影響を及ばしており、それが未来の方向性も決めているという構造です。もちろん実際はもっと複雑で無数の要素があるのでしょうが、中でも影響力の強い3つが「お金」「感情」「テクノロジー」だと言っています。ここは本書を掴むために必要な部分です。

 

  • お金(経済)

影響力がもっとも強いのは「お金」です。地球上のほぼ全ての人は市場経済の影響から逃れることができないためです。現状は「経済=お金」です。生活をするために仕事をしてお金を稼ぐことから生活に直結しており影響力は絶大です。かつ、経済の構造は弱肉強食の世界です。

  • 感情(人間)

次に影響力が強いのが感情です。(共感・嫉妬・憎悪・愛情など)ある思想全人類の共感を得ることはないと思いますが、必ず一定の母数集団を形成するのに役立ちます。その意味ではお金より若干の影響力は弱いですが、とても強力な要素です。お金の影響力は強いですが、人の感情を無視して持続することはできないというのがポイントです。

  • テクノロジー

99.9%の人はテクノロジーのことを考えなくても問題なく生活できると佐藤氏は言います。ただ、テクノロジーは大きな変化のきっかけをいつでも作ってきました。それだけテクノロジーの進化は目まぐるしく変わっていく問題児と言います。テクノロジーには一定の流れがあり1つの発明が次の発明にという連鎖的に引き起こしていきます。テクノロジーの影響も世の中の「力学」に徐々に強めていると佐藤氏は言います。

3つのベクトルについて書いていきました。

このベクトルのバランス感が経済活動をする上で重要だということです。他人の感情を無視して経済的な拡大だけを求めて言って崩壊する様を何度も佐藤氏は見てきたと言います。堀江氏も著書「人生はカネじゃない!」の中でも「カネを稼ぐことを目的としていない」との発言があります。竹中平蔵氏は「世の中は連立方程式のようなものだ」と言います。1つの数字をイジると全体が影響を受けるし、複数の式が連動して1つの答えが導かれると言っています。

 

お金とは何か?

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当ブログでも何度も取り上げている「お金」とはそもそもなぜ出来たのか?

これについて書いていきます。まず、お金が出来た理由は「価値」という漠然としたものをうまくやり取りするための道具です。本書で佐藤氏はこう言っています。

 

お金には「価値の保存」「尺度」「交換の役割」がある

 

もともと、お金は物々交換の不便さを補う仕組みとして発達したようです。

 

食料はすぐに腐るし、何か価値に変換することで仲介の役割をしていたのが「お金」です。昔は貝殻だったり、金属だったり今は紙幣というだけのものです。ですが、産業革命から徐々に「資本」が「資本」を生み出す方向にベクトルが変わります。つまり、お金の影響力が強くなり社会の中心になっていきました。

 

価値を仲介するツールから一人歩きし始めた「お金」は証券化などのスキームが生み出され、「お金」を金融商品として販売できるような流れになり加速度的に発展しました。証券の証券化まで来るともう実体経済の消費とは関係ないところで「お金」だけがグルグルひとりで歩きしています。お金を増やすこと自体に目的が変わり、実生活でもお金の影響力が強いということです。

 

お金を稼げる人が評価されたり、お金がなければ生活出来ない。全員がお金を増やすことのみ焦点を絞るようになったということです。ですが、この概念がまさにこの時代に限界をむかえようとしています。

 

限界を露呈し始めた資本主義。価値主義とはなにか!?

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今までの資本主義経済のあり方をざっくりですが書いてきました。

 

では、今後の経済は変化していくのかを書いていきます。1990年代後半からリーマンショックのあたりから、現在の資本主義に対する懐疑的な流れが加速したと佐藤氏は言います。様々な金融スキームが考案され、複雑な金融商品を作って販売した結果、一般人にも、作っている本人も何を扱っているのかわからなくなっていきました。その結果がリーマンショックであり、資本主義は行き過ぎたと考えるようになりました。

 

世の中に流通しているお金の流れの9割り近くは、資産経済の方で生まれています。

管理人などの一般人は、消費経済の中で生きています。ですが、消費経済は全体の1割りにしか過ぎません。そして、昨今は消費経済の縮小が進み、車や家を購入しないミニマリストユニクロなどでも安価で良いものが増えてきました。でも、資産経済はどんどん拡大を続けています。世界の金融マネーは投資先を探しているほどに金が余っています。

 

既存の資本主義に多くの人が感じていた「お金にはならないけど価値あるものって存在するよね?」という概念が、今後発展すると佐藤氏は言います。

 

例えば、歌手まではいかないけど歌が上手い人が、カラオケをネットライブ発信してトークンを稼ぐとか、フォロワーが多く影響力の強いインフルエンサーなどが活躍する時代になっていきます。 ネット1つで全世界にアクセスできるようになった現代は、自由度とチャンスを掴む機会が増していると管理人は思います。管理人のこのブログもバズってくれれば、有名人という事ですw

 

そのチャンスは誰にでもある。それが価値主義社会です。

 

まとめ

 

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

 

 

今回は「お金2.0」についてざっくりと本書に触れてみました。

本書のポイントは「お金の正体を知り」「資本主義経済を知り」「価値主義経」にシフトしていくという事です。今後どういったことに価値が生まれていくのか?

そういった経済の面白さを知れる著書だと感じました。もちろん、本書はより詳しく書かれています。テクノロジーによって変わるこれからの経済をつかむ必読書ですので、ぜひ一度手に取ってみてください。