あのとりブログ

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歯はみがいてはダメ?あまり知られていない歯みがきの事実とは

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あなたは「歯のケア」ができていますか?

 

「歯のケア」の言葉ですぐに思い浮かぶのは「歯みがき」です。

 

 ですが、良かれと思って行っている歯みがき習慣が、実はあなたを寝たきり生活へ近づけると警告するのは、竹屋町森歯科クリニックの院長である森昭氏です。

 

 この「え?」と思わせるような情報は、各週刊誌でも取り上げられており、僕もびっくりしています。そこで、「歯みがき」について著作を元ネタに書いていきます。

 

【関連記事】

 NEWSポスト記事はこちら東洋経済記事はこちら

gendai.ismedia.jp

【元ネタ本】

やっぱり、歯はみがいてはいけない 実践編 (講談社+α新書)

やっぱり、歯はみがいてはいけない 実践編 (講談社+α新書)

 

 

 

 歯はみがいてはダメ?世界から見た日本のデンタル事情

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あなたは「3•3•3運動」はご存知ですか?

 

「3・3・3運動」とは、1963年6月に歯の衛生習慣と題して歯磨き工業会が共同PRして、虫歯予防を目的に展開されたキャンペーンです。

 

 1963年は昭和38年です。なんと鉄腕アトムが放送開始された時代であり、流行語は「カワイコちゃん」です。この時代の常識が、まだ現代に残っていることがすごいですね。

 

では、「3•3•3運動」の主な内容とはなんでしょうか。

 

ーー主なキャンペーン内容とは?

 

「毎食後に3分以内に3分間、一日3回磨く」という運動です。

 

 このキャンペーンこそ、日本の歯科がガラパゴス化した原因だと著者は語ります。では、どのような悪影響があるのかを本書抜粋します。

 

【本書抜粋】

 食事直後の優れた唾液の機能を低下させ、過剰PRぎみの市販の歯磨剤(歯みがき剤)に頼るという、日本人の「間違った歯みがき習慣」を作り出したと言える。

 

  こうして日本人は、唾液が持つ素晴らしい機能をみずから減退させ、歯や歯肉にもダメージを与えることになりました。

 

 口腔内細菌は増殖し、歯周病でやがて歯を失うばかりか、全身病を引き起こし、最終的には寝たきりにもなりかねないリスクを抱えることになりました。 P4

 

でも、僕は本書を読みながらこう考えました。

 

 これはあくまでも、先生の意見であり「著者が著作を売りたいがために、逆説を言っているのではないか?」

 

そこで、世界のデンタル事情を独自に調べました。

 

結論、先生の言っていることは真実に近いです。

 

サンスター株式会社の6カ国20〜69歳の男女2,280人を対処に、世界のオーラルケア・歯周病事情に関する調査をはじめ、他データも読んだ結果、日本人のデンタル事情はやばいです。

 

サンスターの調査で言えば、キス文化もない国に関わらず6カ国でビリです。

 

ただ、勘違いして欲しくないことがあります。

 

 著者が伝えたいのは、「歯はいっさい磨いてはいけない」ということではなく、「正しい歯みがき方法で磨きなさい」ということでもありません。

 

 「歯みがき=ブラッシング」でなく、「口腔ケア全体」という俯瞰した口腔事情や感染制御をしてほしいと語っています。

 

 歯みがきをめぐる大きな勘違いとは?

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あなたは歯みがきを勘違いしていませんか?

 

僕は、完全に勘違いしていました。

 

 歯みがきは、1日3回食事後すぐに、食べかすを取り除き、お口の中をスッキリさせるために、歯ブラシと歯摩剤を使ってゴシゴシ磨く。

 

 でも、この習慣がかえって歯を削り、口腔内に細菌を増殖させ、さまざまな悪影響を呼び込むと著者は語ります。ここで、歯みがきに関する「3つ勘違い」を紹介します。

 

ーー歯みがきの3つの勘違いとは?

①タイミング

食後すぐ磨く国は、先進国で日本と韓国だけです。

 

 他の先進国で「予防歯科」の考えが広く浸透しており、唾液がでない睡眠中に口腔内細菌のプラークが増えることを知っているからです。

 

  歯ブラシを使った正しいタイミングは「起床後」と「就寝前」です。

 

「え?食後は?」と思いますが、これが洗脳でした。そもそも、唾液には強力な殺菌作用があり、プラークを除去するうえで非常に有用です。

 

「虫歯の原因=歯みがき不足」と考えているのは日本人くらいです。

 

 歯磨き粉にも、人口界面活性剤が使用されており、この影響は歯みがき後に「みかん」を食べると実感できるぐらい強烈だそうです。

 

より詳しくい情報は本書まで。

 

②目的

 歯みがきの目的は「食べかすを取り除き、口の中をスッキリさせることだ」と思っていませんでしたか?

 

 もちろん、食べかすを取り除くことは重要ですが、1番の目的は「プラーク(細菌)除去」です。ちなみに、歯みがきしてもプラークは約30%しか除去できません。

 

本当に重要な口腔ケアは「歯間ブラシ」です。

 

 歯ブラシはあくまでもサブ。歯ブラシ後のスッキリ感は、磨けたと勘違いしてしまう要因でもあり、歯磨剤メーカーの販売戦略が大きく関わっていると著者は語ります。

 

より詳しく情報は本書まで。

 

③方法

 アメリカには"FLOSS OR DIE"(デンタルフロスしますか、それとも死にますか?)と強烈なメッセージがあるくらい歯を意識しています。

 

僕も含め、歯ブラシは白い歯(エナメル質の部分)をゴシゴシと磨くと教わりました。

 

 ですが、本来は「歯茎の境目」「くぼみ」「歯間」「歯周病ポケット」からプラークを取り除く事が目的ですから、デンタルフロスで唾液の通り道を作ってあげて、人間本来の唾液の能力を発揮させることが重要。

 

ゴシゴシ歯みがきでなく、デンタルフロスという方法が本来の口腔ケアです。

 

より詳しい情報は本書まで。

 

 あと、寝起きすぐに水を飲まれるかたもいると思います。ですが、寝起きが一番細菌が多く、その数は唾液1ミリに1億個にも及びます。

 

つまり、胃の中に細菌を流し込む行為です。

 

  まずは口腔ケアと歯を磨いてから水は飲んだ方がいいです。ちなみに、寝起きの水は腸の活動を整えてくれると、順天堂大学教授の小林氏が話しています。

 

朝起きての水を飲む習慣は良い習慣です。

 

【過去記事】

www.anotori.com

 

 歯みがきから口腔ケアへ

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プラークコントロールと聞いたことはありますか?

 

  プラークコントロールとは、歯垢を取り除くケアをプラークコントロールと言います。

 

  本書には、唾液の効能や重要性が書かれていますが、それを書いていると本一冊分の文量になってしまいますので、詳しくは本書を読んでください。

 

  ですが、悪習慣は1分でも早く改善することが望ましいです。

 

特に口腔ケアは毎日のことですから。

 

そこで、著者の先生が実際にやっている口腔ケアをご紹介します。

 

ーー歯科医師の口腔ケアとは

 

朝起床後・デンタルフロス+音波ブラシ(3分)

 

朝食後・デンタルフロス+舌回し(1分)

 

昼食後・デンタルフロス+舌回し(1分)

 

就寝前・デンタルフロス+音波ブラシ(3分)

 

とりあえず、この習慣に切り替えれば悪習慣とはおさらば出来ます。

 

 お口事情でガン、歯周病、脳梗塞、糖尿病になったりするリスクが高まるなどの詳しい情報は、本書を読んでからでも遅くはありません。

 

 ちなみにデンタルフロスはこんな感じのです。ドラッグストアにもありますし、ネットで、1番人気だった商品をAmazonにもあったのでリンク付けしておきます。

 

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とりあえず、デンタルフロスの重要性だけは強くお伝えしておきます。

 

【デンタルフロス】  

GUM(ガム)・デンタルフロス (ワックス) 40m

GUM(ガム)・デンタルフロス (ワックス) 40m

 

 

 まとめ 

やっぱり、歯はみがいてはいけない 実践編 (講談社+α新書)

やっぱり、歯はみがいてはいけない 実践編 (講談社+α新書)

 

 

・「3•3•3運動」で間違った知識を植えつけられた。

 

・歯みがきには3つの勘違いがあった。

 

・とりあえず、デンタルフロスは重要。

 

いかがだったでしょうか?

 

本書は、かなり重要な内容が書かれていました。

 

 ネットで調べながら読みましたが、著者の警告は信憑性がかなり高いです。口腔ケアは、毎日のことです。ぜひ本書を一読した方が良いと僕は思います。