あのとりブログ

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わが子に友達がいない。お友達関係で悩まない方法とは?

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教員への多い相談事はなにかご存知ですか?

 

それは「子ども同士の人間関係」です。

 

 文部科学省の平成27年の統計によると「いじめの認知件数は188,057件」児童1千人にあたりの認知件数は13.7件です。

 

 保護者から教員への相談内容は「仲間外れにされているようだ」や「学校に行きたくないと言い出した」から、反対に「どうやらいじめ側にいるようだ」まで相談されるそうです。

 

 このような相談を受けてきたのは、38年間教員として勤めあげ、現在は「親の駆け込み寺」で活躍されている風路京輝氏です。

 

 わが子が「お友達」関係で悩まないようにするにはどうしたらいいか。著作を元ネタに書いていきたいと思います。

 

【元ネタ本】

わが子が「お友達」関係で悩まない本 (フォレスト2545新書)

わが子が「お友達」関係で悩まない本 (フォレスト2545新書)

 

 

 

 わが子に友達がいない。いじめのきっかけはなにか?

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わが子に友達がいないと分かったとき親として何ができるのか?

 

この質問は、とてもセンシティブです。

 

 過保護すぎると思うかたもいるでしょうし、心配でなんとかしたいと思うかたもいると思います。ですが、親が出来ることは、ごく僅かなことでしかないのが現実です。そこで、親として心掛けてほしいことがあると著者は語ります。

 

それは、子どもの「清潔感」です。

 

 特に「運動着の清潔感」は非常に重要で、いじめのきっかけになってしまうと著者は指摘しています。

 

【本書抜粋】

 普段から通学で着ている洋服や制服以上に、運動着の清潔感は、とても重要です。まさに親の責任が問われることです。

 

一部省略

 

 小学生のいじめのきっかけになりやすいのが、この清潔感のない状態です。小学生の清潔感は、子どもの責任ではなく、親の責任です。(P31)

 

 脳科学者の中野氏の著作「ヒトはいじめをやめられない」からも見た目の重要性について言及していますし、心理学でも見た目の重要性について何度もこのブログで書いてきました。 

 

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 清潔感というキーワードで、もうひとつ心掛けてあげたいアイテムがあります。

 

それは「靴下」です。

 

 子どもは、活発ですから、すぐに穴が開いたり擦り切れたりしてしまいます。小さなことですが、靴下から始まる「いじめ」も実際にあるのです。 ぜひこまめにチェックしてあげてください。

 

 また、俄かに信じがたいのですが「お風呂にちゃんと入ってるのかな?」と思わせるお子さんもいたそうです。髪の毛がベターとしていたり、顔が何となくすすけたような子もいるそうです。

 

  僕の実体験では「フケ」が肩にあるだけでいじめが発生したこともありました。清潔感は、子どもが学校生活を過ごし易くするための重要な課題です。

 

  友達に好かれる子どもの育て方

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子どもの性格は何歳ごろまでの影響が大きく関わっているか?

 

 脳科学では、脳の神経細胞は生後3年ぐらいで8割方できあがり、3歳頃までに受けた「しつけ」が性格や性質形成に影響を受けると言われいます。

 

  この性格形成で重要なことは、自己肯定感と自己尊重感で、自己肯定感や自己尊重感は相手を認めるチカラに繋がります。

 

  幼児期に否定される言葉が多かったりすると自己肯定感や自己尊重感がうまく育ちません。

 

 まず、人は違って当たり前という概念を持つことが人間関係を円滑にします。これを「基本的構え」と心理学では呼びます。

 

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ーー親が子どもにしてできること

 

1.わが子とお友達を比較しすぎない。

2.お友達の良いところを気づかせてあげる。

3.わが子の良いところを褒めてあげる。

 

 子どもは親の考えに大きく影響します。言葉遣い、あいさつ、マナーもすべて親がやっているようになると著者は語ります。

 

 お友達に好かれるかは結果論ですが、せめて子どもが「自分には価値があるんだ」「あの子のここは嫌だけど、ここは良いよな」と考えることが出来るかは親次第となります。

 

このような視野を広く持つことが重要となりますが、これに効果的なのは読書習慣です。

 

 大人でもありますが、会社と家までの範囲の中の出来事だけが「世界」だと思い込んでしまうように、学校と家の生活が世界のすべてだと思ってしまうのです。読書はこうした狭い視野も広げてくれる重要な習慣です。

 

 学校に行きたくないと言ったら

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子どもが急に学校に行きたくないと言い出したら?

 

まず理由が言えれば、まだ大丈夫です。

 

 「眠い」「宿題をサボった」などの理由で行きたくないと言い出すこともありますが、このような理由はさほど危険ではありません。

 

  問題は小学校の低学年までは「〇〇くんに嫌なことされた」と言ってきてくれますが、高学年になると何も言わなくなります。

 

ここで、大人が気付いてあげるか否かは重要となります。

 

 いじめられているかを打ち明けてくれるかは、性別によっても違います。著書によると女の子は、7割近くが母親に打ち明けているのに対して、男の子は2割程度だと書かれています。

 

わが子がいじめにあった場合は、教員のチカラを借りるしかありません。

 

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ーー教師も同じヒト

 

ここで注意したいことがあります。

 

 教師も同じヒトですから、態度が悪い親御さんには距離を置かれてしまいます。クレームを言ったり、アポなしで急に学校に相談に行ったりすれば、表面的な対応しか取ってくれないでしょう。

 

 著者も38年間教員として働いてきた経験の持ち主ですが、「モンスターペアレント」は実在すると言っています。「相談がある」と電話があればすでにケンカ腰で、連絡帳にも「出るとこ出ますから」など記載されていたりしたそうです。

 

親としてできることは、教師との関係を良好に保つことです。

 

ーー親が「いじめ」に気づく10のコト

 

1.食欲が落ちている

2.「ただいま」に元気がない

3.よく物をなくす。消しゴムなど

4.ノートや教科書に本人ではない落書きがある

5.ランドセルに傷がある

6.服に足跡がついている

7.お小遣いの減り方が早い

8.朝に微熱や吐き気があり登校を拒否する

9.なんとなくイライラしている

10.安眠できていない

 

 この10項目に気付いたら、いじめの可能性があるかもしれません。普段の学校生活の様子などを教師にアポを取ってから相談してみてください。

  

 まとめ 

わが子が「お友達」関係で悩まない本 (フォレスト2545新書)

わが子が「お友達」関係で悩まない本 (フォレスト2545新書)

 

 ・子どもは「清潔感」に敏感である。

・自尊心と自己尊重感を育ててあげる。

・いじめに気付いたら、教師に相談する。

 

いかがだったでしょうか?

 

  ヒトはいじめをやめることができないと言われています。それは、脳内物質が深く関係しており、潜在的にいじめをしてしまうからです。

 

  親が子にできることは、ごく僅かな行為ですが、それが大きな違いとなります。より詳しいことは本書をお手に取ってみてください。