あのとりブログ

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がっちりマンデー出演企業。知られざる儲けの秘密とは?

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毎週日曜の7時30分からTBSで放送されている「がっちりマンデー」はご存知ですか?

 

  2004年4月から開始された「儲かっている企業の儲けのカラクリを紹介する」TV番組ですが、すでに600回以上の放送を重ねている人気番組です。そこで、MCの加藤浩次さんとスタッフとの間で「反省会」すること多いと著者は語ります。

 

 それは、収録の内容ではなく、その日収録で取り上げられたビジネスについて思わず「やられたなぁ」という気持ちが湧き上がって、ああだこうだ、と話し合っているのです。

 

 著者はTBSテレビ「がっちりマンデー」総合演出されている大松雅和氏です。では、さっそく儲けている会社の儲けの秘密を紐解いていきましょう。

 

【元ネタ本】

がっちりマンデー!! 知られざる40社の儲けの秘密

がっちりマンデー!! 知られざる40社の儲けの秘密

 

 

 

 時代の流れを掴んでがっちり!

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儲かるビジネスの共通点はあるか?

 

結論から言いますとあります。

 

それは、時代の変化によって生じた「スキマ」に上手に入った会社です。

 

 よく市場のことをレッドオーシャンやブルーオーシャン市場と呼ぶことがあります。簡単に説明しますと、ライバルが多い市場をレッドオーシャンと呼び、ニッチな市場をブルーオーシャンと呼びます。

 

大きな時間が流れると、時代が変わります。

 

 時代が変わると、従来の産業や経済、会社の構造に変化が生じます。すると、ビジネスに「ゆがみ」ができて、「スキマ」が生まれる。その「スキマ」に上手に入った会社こそ「がっちり!」だとレギュラー出演されておられる獨協大学経済学部教授の森永卓郎氏は語ります。

 

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ーーアフリカで大好評の中古車サイト

 

 株式会社ビィ・フォアードという企業があります。この会社は、日本の中古車をアフリカに輸出している企業です。ですので主要マーケットはアフリカでスタッフの9割以上がアフリカ人というグローバル企業です。

 

 【古く走行距離が長い車がアフリカで売れる】

 僕も当時24歳、今から6年半前くらいに「中古車をECサイトで」をコンセプトに、中古車をネット販売し全国に納車してきました。僕たちの戦略は、個人ユーザーから直接仕入れた車を直接ユーザーに販売するサイトです。

 

 そのカラクリは、一番安く車を仕入る方法は「エンドユーザーから直接買取り」することです。そして、一番高く売る方法は、「エンドユーザーに直接販売」することです。そうすることで、無駄な中間マージンを抑えることできる。結果的に市場よりも安く車を買うことができて、売りたい人は高く売ることができる。

 

この3者「WIN-WIN-WIN構造」を作りました。

 

 メルカリはCtoCですが、あんな感じの中古車サイトを運営していたとイメージしてください。(トラブル防止や名義変更の関係から一度僕たちが買い取っている点では異なります。)

 

 もちろん、中古車オークションのUSSやJUといったところからも人気ある車を仕入れることもありました。そこに、よく外人がいることには気付いていました。本書内容に戻るのですが、昔のカローラやハイエースのディーゼルとか20万キロ以上走行していても平気で落札されます。それは海外に輸出しているからです。

 

 この株式会社ビィ・フォワードの強いところはアフリカといっても、地域によって微妙な違いがあり、国ごとに対応する必要性があるためハードルが高いのです。つまり、ブルーオシャン市場。

 

 僕も輸出事業をしたく、外人と打ち合わせをしていましたがハードルは高かったです。国ごとの特性や法律なども関係しますし、なによりもコミュニケーションが取れないことが当時は最大の壁でした。このような「スキマ」を狙った企業は「がっちり!」儲けていると著書は語ります。

 

【株式会社ビィ・フォワード】

corporate.beforward.jp

 

 32万人の主婦の力でデータ収集

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株式会社うるるが運営する「NJSS」はご存知ですか?

 

「NJSS」とは入札情報速報サービスです。

 

「入札情報」とは、全国の官公庁や自治体などが発注する仕事の概要を指します。建築、工事、役務、物品などあらゆる仕事が含まれ、その市場規模は23兆円。これらの全国6500以上の機関が発信する膨大な入札情報を提供するために、同社が活用したのは「主婦の力」でした。

 

ーー全国32万人の主婦の力

 

 たとえば、新しい公共建築物についての入札が公開された場合、建設業、設備業などの会社にとっては大きなビジネスチャンスになります。ただこうした入札情報は、各官庁や自治体のホームページに掲示されるので探すのがめんどくさい。

 

 そこで、PCで簡単に検索できるようにしたのが「NJSS」です。

 

 2008年のサービス開始してから900万件以上の入札情報を扱い、一ヶ月で約13万4000件の入札を扱っています。ですが、人の手を集めることができなければ、このサービスは成り立たない。そこで着目したのが「主婦の力」です。

 

 主婦はちょっとした空き時間が発生しやすく、安価な労働力として期待ができました。全国の副業を希望する32万人もの主婦と契約をし、彼女たちは在宅ワークにて情報収集をしてもらったのです。

 

 ちなみに、このサイトでA子さんの収入は週三回、数時間の作業で月5万ほどの収入があり、中には月30万円近く稼ぐ奥様もいるそうです。

 

  この情報をまとめた情報サービスで「がっちり!」って訳です。これも「3者WIN構造」ですよね。

 

【株式会社うるる】 

www.uluru.biz

 

「買い物弱者」対策のビジネス

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「株式会社とくし丸」をご存知ですか?

 

 経済産業省が2015年に発表した「買物弱者応援マニュアルVer.3.0」によると、近所の商店街やスーパーが閉店したり、高齢で遠出できなくなったりして、日々の買い物に困っている人は全国で推計約700万人。

 

 しかも、農村・山間部のような過疎地域だけでなく、今後は都市部でも顕在化すると予測されています。そんな「買い物弱者」を救おうと立ち上がったのが、株式会社とくし丸でした。

 

 ーー買い物に困っている人が身近にいた

 

 とくし丸が考えたのは、「移動スーパー」です。ただし、一般的によく目にする「スーパーの移動販売」とはビジネスモデルがまったく異なります。

 

 スーパーの移動販売では、そのスーパーのスタッフが、スーパーの車で移動して、スーパーの商品を販売するのが一般的。ですが、移動スーパー「とくし丸号」はスーパーの車でもなければ、運転し商品を販売するのもスーパーのスタッフでもありません。

 

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とくし丸のドライバーは「販売パートナー」と呼ばれる個人事業主です。320万ほどで冷蔵設備がある車を自前で用意します。

 

 そこに、とくし丸が提携しているスーパーの商品を自分の車に積んで、スーパーに変わって販売していく戦略です。この利益配分もスーパーと分け合いますが、配分は販売パートナーが大半を得る契約ですので、販売パートナーは売れば売るほど「がっちり!」ということです。

 

 とくし丸の利益元は販売のノウハウ提供と提携ルートの開拓を行いスーパーからトラック一代ごとに月3万円と契約金を手にするシステムです。

 

 ちなみにスーパーよりも基本的に10円程度高いですが、かなり喜ばれているそうです。TV番組でこの情報を知った元職人は、5ヶ月で手取り月収43万円を達成したそうです。とくし丸が提携しているスーパーは38都道府県で66社。

 

これも「3者WIN構造」です。つまり、儲かるビジネスモデルの共通点は「3者WIN」ということです。

 

 いい会社の特徴は、協力会社や利害関係者、共に働くスタッフの利益もしっかり考えています。そのような会社が結果的に「がっちり!」ということです。これは理想像ではなく、真実です。

 

  自社利益ばかりを求める経営者の特徴はこの真逆です。その結果「がっかり」ということでしょうね。

 

【過去記事】

www.anotori.com

 

【株式会社とくし丸】

 

 まとめ

がっちりマンデー!! 知られざる40社の儲けの秘密

がっちりマンデー!! 知られざる40社の儲けの秘密

 

・儲かるビジネスモデルの共通点「スキマ」に気付くこと。

 

・儲かるビジネスはWIN-WIN-WIN構造

 

・がっちりマンデーは面白い!

 

いかがだったでしょうか?

 

 がっちりマンデーは毎週日曜日の朝7時30分から放送しています。僕も普段テレビは見ないのですが、がっちりマンデーは好きでよく見ています。よかったら、TV番組も本書も見てみてくださいね!