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【心理学】人生の99%は思い込みに支配されている?

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なぜ「成功したい」と願うのに人生は変わらないのだろうか?

 

たくさん本を読んで、セミナーにも通って、成功者の共通点をマネてみても一向に人生が変わらなく落胆する人も多いと思います。

 

これには、ある根本的な理由があります。

 

 それは「知らないうちに自分で書いた脚本どおり生きているからだ」そう話すのは心理学者の鈴木敏昭氏です。著者が言う「脚本」とは思い込みのことを指します。

 

 人間は思い込みだけで死んでしまうことが、2005年にクリフトン・メドア博士の科学誌論文にて報告されています。詳しくは、東洋経済の記事を参照してほしいのですが、これはプラシーボ効果の反対である「ノーシーボ効果」によるものだと考えられています。

 

著者は「思い込み」について20年以上もの研究を続けてきた人物です。

 

 人は、自身の思い込みに支配されて生きていると著者は語ります。では、どうすれば「思い込み」から脱却し、人生を切り開くことができるのかを著者に教えてもらいましょう!


【元ネタ本】

人生の99%は思い込み―――支配された人生から脱却するための心理学

人生の99%は思い込み―――支配された人生から脱却するための心理学

  

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  人生の99%は思い込み

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うまくいかないのは書いた脚本が悪い?

 

なぜか、いつもうまくいかない人っていますよね。

 

    あと少しで、結果が付いてきそうな場面で「詰めが甘く」失敗してしまう。プレゼンでも、いいところまで行くのになぜかうまくいかない。

 

これには、思い込みが大きく関わっていると著者は語ります。

 

 人生を決定する「人生脚本」というフレーズが本書内で頻繁に出てきます。人生脚本とは、交流分析で著名なエリック・バーン氏が提唱した「心理的プログラム」のことを指します。

 

 簡単にご説明しますと、人間は無意識のうちに深層心理の中で「人生脚本」を書いています。「自分はきっと、こんな人生を送るのだろう」こんな事を気づかぬうちに書き、それを現実化させる。これを心理学では「予言の自己成就」と呼びます。

 

 たとえば「血液型がA型の人はこういう性格だ」という情報を耳し、それを思い込む。思い込んだ人は聞いた情報のように振る舞うようになります。

 

 少し前に流行った「思考は現実化する」という説はある意味で真実だということです。つまり「うまくいかない自分」が本当の自分の姿だと思い込み、それを現実にしているだけです。

 

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ーー自分で思う性格に「根拠」はない?

 自分で自分の性格をみなさん理解していますよね。ですが、自分が自分で考えている性格に客観的な根拠はありません。どうゆうことか本書抜粋で見てみます。

【本書抜粋】

「人生脚本」は、主に7歳くらいまでの幼少期につくられる。

 

「将来は立派な大人になりなさい」といった親のしつけや、「○○君は落ち着きがないわね」といった周囲のからの評価、学校での教育などによってつくりあげられる。

 

「〇〇キャラ」という言葉を耳にしたことがあるだろう。

 

中略

 

 無意識のうちにまわりの環境に合うようにキャラを演じるのだ。キャラを演じた方がラクだからである。(P25)

 

本書抜粋を要約しますと、幼少期に「周囲からあなたは〇〇の性格だね」との発言を思い込んでしまい、それを「演じる」ようになると言うことです。

 

 つまり、個人的な感想や意見でしかない「決めつけ」を自分の性格だと思い込んでいるに過ぎないということです。明るい性格や暗い性格。引っ込み思案や積極的など自分の性格は誰しもあると思います。

 

この性格すべてが思い込みです。

 

なぜそう言えるのか?

 

あなたの性格を決定付ける「根拠がない」からです。

 

 他人からの評価も根拠がない

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あなたは他人からの評価を気にしますか?

 

もし、気にしているなら悪習慣です。いますぐにやめましょう。

 

 周囲からの評価、あなたの性格を分析する人の発言すべてに根拠がありません。この意味を説明しますと、「評価」は人によって変わるからです。たとえば、ピカソの絵は70億円ぐらいで取引されますが、人によってはまったく良さが分からないものです。

 

性格も同様です。

 

 あなたは「〇〇の性格だね」は個人が感じた意見や感想であって、人が変われば感じ方も変わります。ですが、この発言を信じて「自分って暗い性格なんだ」と思い込んだら、ほんとうに「暗いキャラ」を演じるようになります。

 

「性格」とは、本来どうとでもなるものだと著者は語ります。

 

つまり「評価」は人やコミュニティが変われば変わるし、あなたの性格も人が変われば捉え方も変わるということです。

 

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ーー自ら不幸になる性格を選ぶ必要はない

 

 幼少期に親から「あんたはバカだね」と言われ、自分はバカだと思い込み、できない自分を演じては「本当に自分はバカ」だという事実を強めていきます。

 

 先ほども言いましたが、あなたはバカではありません。何故なら、字をすでに読めていますよね?この地球上で「字」を読み書きできない人もたくさんいます。

 

つまり、比べても意味がないのです。

 

あなたは自分を不幸だと思っているかもしれませんが、これらすべて思い込みです。

 

「思い込み」支配からの脱却

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思い込みから脱却する方法はあるか?

 

結論から言いますと、あります。

 

 ただ、本書は286ページもあり科学的根拠を交えながら具体的に書くと文量がすごいことになるので詳しく知りたい方は、ぜひ本書を読んでみてください。この記事では1つだけ方法論を紹介します。

 

その方法とは「バルコニー思考」です。

 

バルコニー思考とは、俯瞰して自分を観る方法です。

 

 脳科学ではこれを「メタ認知」と呼びます。家やマンションのバルコニーから見下ろすように、自分や物事を高い視点から観察してみる方法が「バルコニー思考」です。

 

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ーー俯瞰力で人生は変わる

 

 先ほどの例で「字を読める」ことを世界の視点から見れば「頭が良い」の分類に入りました。これを自分の嫌いな点も俯瞰して見てみるのです。ほとんど宇宙規模で考えれば、私たちの悩みなんて小さすぎます。

 

この視点を時間軸で考えても面白いです。

 

 たとえば、今から100年後には現時点の医学技術では、ほとんどのヒトは生きていません。たった100年で、私たちの目の前にいる周囲のヒトすべてが存在しないのです。

 

つまり、私たちが生きた歴史は地球の歴史からしてみたら点でしかないのです。

 

 このように、性格や評価を俯瞰する癖が思い込みから脱却できる方法となります。しかし、人は「アンカリング」と言って、船のように思考が固定されてしまう事が多い生き物でもあります。

 

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ーー悪い評価だけ疑うクセ

 

 あなたに対して、悪い評価してくる人物の意見に「本当にそうだろうか?」「自分は本当にできない人間なのだろうか?」と問いながら、宇宙規模で考える癖付けで人生は変わります。

 

  どのみち思い込みで生きているのですから、ポジティブな思い込みのほうが良いと僕は思います。

 

 この地球上には、約74億8236万6587人のヒトがいます。つまり、あなたの評価は74億8236万6587通りあるということです。

 

  これだけのヒトがいるのですから、万人から好かれることは不可能ですし、他人の感想や意見に振り回せる必要はないということです。

 

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 まとめ

人生の99%は思い込み―――支配された人生から脱却するための心理学

人生の99%は思い込み―――支配された人生から脱却するための心理学

 

・ヒトという動物は思い込みだけで「死んでしまう」

 

・思い込みは人生の脚本である。

 

・ 思い込み脱却には「バルコニー思考」が有効。

 

いかがだったでしょうか?

 

 自分の考え方に偏りがあり、狭い視野で物事を捉え判断していたと気づかせてくれるのが本書です。どんな成功ノウハウを知っても、自分の思い込みから脱却できなければ結果を出すことは難しいでしょう。

 

なぜなら、あなたの短所すべてが思い込みなのですから。