あのとりブログ

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意外!「宝くじで1億円当たった人の末路」の内容とは?

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高額当選者のその後に興味ありませんか?

 

 日経BP社が出版している「宝くじで1億円当たった人の末路」がなんと14万部を突破しました。毎年恒例の「年末ジャンボ」や「サマージャンボ宝くじ」など、宝くじを当てて一攫千金には夢がありますよね。

 

しかし、高額当選者のその後は想像を遥かに超えるほどの末路だったのです。

 

 そこで、お金の基礎知識を含めて「マネーリテラシーの重要性を著作から学んでいこう!」というのが本記事の趣旨となります。

 

 著者は日本経済新聞産業部を経て、日経ビジネス副編集長まで上り詰めた手腕、鈴木信行氏です。

 

では、さっそく本編に入っていきましょう!

 

【元ネタ本】

宝くじで1億円当たった人の末路

宝くじで1億円当たった人の末路

 

 

 

 宝くじで1億円当たった人の末路

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あなたは宝くじが当たったら何をしますか?

 

 僕ならクルマ好きだから、ランボルギーニでも買ってドライブを楽しんだり、家も大きい家に住みたい。都内の高層マンション最上階とかも夢がありますよね。あとは、ハワイに行ったり、船旅で世界一周とか最高です!

 

夢を「強運」で買うと言っても過言ではないぐらい宝くじには「ロマン」があります。では、実際に高額当選する確率はどのくらいなのでしょうか?

 

ーー宝くじの当選確率

年末ジャンボ宝くじの当選確率は1,000万分の1以下です。

 

 1,000万人というと「メガシティ」の定義とされる人口をクリアしていることになります。つまり、東京都内の「子ども」から「おじいちゃんおばあちゃん」まで、すべての人が宝くじを買っても、1人当たるか当たらないかの確率だということです。

 

このことについて本書抜粋で見てみます。

 

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【本書抜粋】

一生買い続けてもほとんどの人は当たらない。それが宝くじというものなのだ。

 

それでも、「人生は何があるか分からない。現実に毎年当選している人が存在する以上、もしかしたら自分にも奇跡が起きるかも・・・」と妄想をしてしまうのが人間。

 

だからこそ宝くじビジネスが成り立っている。(P12)

 

 一生買い続けてもほとんどの人が投資金額を回収できないで終わってしまうのが宝くじです。それなら、競馬や競輪などのギャンブルのほうがフェア感があると僕は思います。

 

 もちろん、買う買わないは個人の自由ですし、楽しみにしている人もいると思います。しかし、「宝くじは当たったら当たったで、ろくなことにならない」と公言するマネーの専門家がいます。

 

 「当たったらどう使う?」

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高額当選者が払い戻しされる際、一緒に渡されるものをご存知ですか?

 

それは、銀行から当選者に「その日から読む本」という冊子が渡されます。

 

 なぜこんな本を渡されるのかと言いますと、何人もの高額当選者が身を滅ぼすしてしまうからです。この現実を研究してきたのが、マネーの専門家である瀧俊雄氏となります。

 

そこで、瀧氏はこのように語ります。

 

ーー高額当選の悲劇

 

まずポピュラーな出来事は「家族・親戚内トラブル」です。

 

「金を貸してくれ」や「おすそわけ」を要求してくる親族や親戚。家族内でも食卓はお金以外の話題が出なくなると瀧氏は語ります。

 

「そんなの当選したのことを黙っていればいいじゃん」と思いますよね?

 

 現実に黙っていようと決心した人でも、僕みたいにクルマ好きな人は高級車を買ってしまったり、生活が派手になって気づかれる事がほとんどです。人間の浪費というのは一回始まると止まらないものだと瀧氏は語ります。

 

こうして、ほとんどの家族が崩壊したり自己破産する末路が待っていると著者は語ります。

 

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ー「自分は大丈夫」は危ない

 

私は「無駄遣いしないから大丈夫」と思う人もいるかと思います。それでは、実際にこのような経験はありませんか?

 

普段800円のランチを食べている人が、別の店に行ってランチが1,150円だったらどのように感じますか?

 

大半の人は高く感じると思います。

 

それでは、5,000万円の家を買うとき70万円追加すれば、より快適になるオプションが付きますとの提案されたときは?

 

 「そうりゃあもう5,000万円も払うんだから、70万なんて大した金額でない」と思う人が大半なのです。本来はランチより、その意思決定は2,000倍、吟味するべき対象のはずです。それなのに、金額が大きくなると1万円が普段の感覚でない錯覚に陥ります。

 

 ビジネスでは、100円から30円の利益を出すのは難しいとされていますが、1000万円から300万円の利益を出すのは案外簡単とされています。

 

 

 宝くじで仕事を辞める

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高額当選者に多い共通点とはなにか?

 

それは、仕事を辞めるか事業を始める人です。

 

 宝くじの当選金は不労所得ですが、人は不労所得を得ると冷静ではいられないと瀧氏は語ります。その中でも、宝くじで得た資金で事業を始めるなんて最もハイリスクです。僕は経験ないですが、1億円は使い始めると想像以上の速さで減っていくそうです。

 

このことについて本書抜粋で見てみます。

 

【本書抜粋】

飲食店に行っても3億円分は一生かけても食べ切れない。でも、誤った経営によって3億円を失うのは容易にあり得ることです。

 

 晴耕雨読の日々を過ごすのも、起業で第二の人生にトライするのも、それ自体は全く悪いことではない。でもそのためには入念な準備が必要で、宝くじの当選きっかけに始めることではない。(P18)

 

つまり、 本来は早期退職や起業は冷静な判断と事前計画が欠かせないものです。

 

 人はたとえ少額でも、急に不労所得を得ると冷静でいられなくなるのは知っておいて損はないと思います。そして、労働が提供してくれる対価はお金だけでありません。

 

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ーー労働とマネーリテラシーの必要性

 

フランスを代表する哲学者ヴォルテールはかつて「労働は我々を3つの大きな悪から逃れしめる」と言いました。

 

それは「退屈」「悪徳」「欲求」です。

 

 私たちは、普段仕事をしているから「仕事は大変」と思うだけであり、働かない日々は想像以上にしんどいです。それに加えて、社会から疎外されセルフネグレストに陥りやすくなります。

 

宝くじで1億円当選した人の末路に、早期退職や起業して失敗してしまう人が多いのが実状です。
 

 ーマネーリテラシー

 以前にNewsPicksにて「年収1800万でも負け組」という記事を読みました。

 

 その方は54歳で未婚。タワマンと高級外車のマセラティ・グランツーリズモを所有しているのに、負け組感でいっぱいです。それは「俺は収入も貯金もある。生活には不自由させない」と28歳の彼女にプロポーズしました。

 

その結果は、残念ながら「ごめんなさい」でした。

 

 理由を聞くと「〇〇さんと結婚して子供が生まれて、その子が小学生のときに〇〇さんは何歳だと思う?60歳だよ。運動会とか恥ずかしくて行けないよ」だそうです。そのとき、俺は何のために、誰のために働いているのか分からなくなったと話しています。

 

 50代独身の不遇感は、お金で解決できるものではありませんでした。紀州のドンファン然り、いくら何十億と資産を持っていても「使える時間」や「喜びや経験を共有する人」がいなければ虚しさしかありません。

 

つまり、お金だけでは幸せになれないというこです。

 

堀江貴文氏もこのように発言しています。

 

カネを稼ぐことを目的にするのではない。カネを使ってどんなことを成し遂げたいのか。

 

著作「ウシジマ君VSホリエモン人生はカネじゃない」

 

 もちろん、当選して幸せになった人も一定数はいるでしょう。 ただ、少し思い返してみると5万円の思いがけない臨時収入の使い道を覚えていますか?

 

どうやら「宝くじ高額当選=幸せになれる」という方程式は成り立たないみたいです。

 

 まとめ

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・宝くじで1億円当たった人の末路は家族崩壊の可能性もある。

 

・「自分は大丈夫」の過信は誰でも抱く。

 

・宝くじ配当金で起業や早期退職は危ない。

 

いかがだったでしょうか?

 

 本書には「キラキラネームの人の末路」や「自分を探し続けた人の末路」など他にも面白い末路が紹介されています。今回はその中で「1億円当たった人の末路」にフォーカスしています。14万部も売れている著作ですので、読んで損はないですね!