あのとりブログ

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初公開!ドーパミンをコントロールして「成功者の脳」になる方法

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成功者の脳内はなにが起こっているのか?

 

 過去に「挑戦する意欲」と「決断する勇気」を持って、思い立ったら「すぐやる」こと。そして、それを「コツコツ継続」すれば成功できるというフレーズを1度は聞いたことあると思います。

 

このフレーズを聞いて、実践できた人はごく僅かです。

 

 なぜなら、成功者は少数派だからです。たとえば、年収1,000万円を「成功者」と定義するならば、2016年度の統計で日本人口の4.28%しかいません。

 

 多くの人は「継続」もできなければ「決断」も「挑戦」もしません。それでも、成功者になりたいという矛盾した気持ちと葛藤している「成功者予備軍」は多いかと思います。

 

 そこで、成功者の脳を分析した脳神経外科医がいます。その先生は、菅原脳神経外科クリニック院長の菅原道仁です。そこで判明したポイントは「ドーパミン」にありました。

 

それでは成功者の脳について、詳しい内容と具体的な方法論にはいっていきましょう!

 

【元ネタ本】 

なぜ、脳はそれを嫌がるのか?

なぜ、脳はそれを嫌がるのか?

 

 

 

 成功者の脳で起こっていること

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「やりたがる脳」を手に入れたくないですか?

 

 アメリカの科学雑誌「Popular Science」にある興味深い内容の記事がありました。それは、「年初に目標を立てる」という風習は、古代ローマ時代までさかのぼるという内容の記事です。

 

 これだけ科学技術が発達し、社会全体が高度に文明化されても「目標達成は難しい」言い換えれば、「やる気を日常的に発動させることが難しい」と言えるかもしれませんね。それでも、世の中には努力を積み重ねることができる人がいます。

 

そこで著者は1つの結論を出しました。

 

【本書抜粋】

あなたは彼の実績を「イチローは"天才”だから」と片付けてはいませんか。そもそも天才の定義って何でしょう。才能?素質?

 

脳神経の専門家として言わせてもらうと、「大きな夢(ビジョン)を描き、そのために必要なタスクを洗い出し、最短距離で達成できる人」。

 

そんな人こそが天才です。

 

イチロー選手は「生まれつき才能に恵まれた人」というよりもむしろ、「地道な作業(努力)を積み重ねてきた人」です。

 

誤解を恐れずに言うと、「地道な作業」を積み重ねることができれば、誰でも目標をかなえたり、夢に近づいたりすることができます。(P25)

 

 つまり目標設定をして、地道に努力を積み重ねることができる人だけが「成功者」になれるということです。しかし、それが難しいから成功者が少ないのです。

 

そこで、冒頭でも触れた「ドーパミン」が重要なキーを握っています!

 

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ーードーパミンとは?

 

ドーパミンとは物凄く簡単に説明しますと「脳のご褒美」です。

 

 以前にも別記事で書きましたが、脳は怠け者のクセに燃費が悪い臓器です。脳の特徴は、「怠け者で、流されやすく、誘惑に弱い」これが「脳」だと思ってください。燃費も悪く、1日に必要なエネルギーを約20%も使用する傲慢な臓器です。

 

こんな臓器は他にありません。

 

 そして、行動経済学の見地からですと、大多数の人は「得をするよりも、損をしたくない思いのほうが強い」ことが判明しています。これを「プロスペクト理論」と呼びますが、脳は基本的に深く考えることを嫌います。

 

よって、深く考えないから「周囲に流されやすい」このような特徴もあるのです。

 

 これを経済用語で「バンドワゴン効果」と呼びます。つまり、脳をコントロールするには「ご褒美」がなければ動いてくれないということです。

 

そのご褒美が「ドーパミン」ということですね!

 

 

 ドーパミンをコントロールする

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 ドーパミン・コントロールは「究極のやる気」を発動させる?

 

ドーパミンは"脳"のご褒美ですから、怠け者でもやっぱり報酬には弱いです。

 

 ただ私たち人間が、思考や行動のクセを変えようというとき、一度の取り組みで抜本的に変えることは「ほぼ不可能」だと著者は語ります。つまりは、脳の性質上たった一度の指示で、完全に軌道修正するのは困難ということですね!

 

それを踏まえて「ドーパミン・コントロール」には具体的な3ステップあります!

 

【ドーパミン・コントロール 3ステップ】

ステップ① 自己暗示

ステップ② スモールステップに分ける

ステップ③ ドーパミンを分泌させる

 

 この①〜③のステップを繰り返すことで、ドーパミン・コントロールを習慣として定着させられるようになります。

 

これをドーパミン・サイクルと呼びます。

 

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ーー①自己暗示 

 

ステップ①は"自己暗示"(self suggestion)です。

 

自己暗示の威力は半端ではありません。

 

 プラシーボ効果(プラセボ効果)というワードを一度は聞いたことあると思います。この効果は「偽薬効果」とも呼ばれるくらい強力なことが研究で判明しています。

 

  たとえば、偽物の薬を名医に「この薬で必ず治る」など言われ、この言葉を本気で信じた場合、治らない病気まで完治してしまいます。

 

 ※1995年、ハーバード大学医学部の麻酔外科ヘンリー・ビーチャー氏が「JAMA」にThePowerfulPlaseboという有名な論文を発表。

  

 この効果を利用して、自己暗示をしていくのですが「私はできる」などの暗示は有名な方法ですよね。もちろん、これも十分に効果がありますが、ドーパミン・コントロールを実践するにはこのような自己暗示をかけてください。

 

【ドーパミン・コントロールの自己暗示】

「△△を〇〇分で行う」

「今日は〇〇を必ずやる」

 

たったこれだけです。

 

”小さい目標”を口に出すクセがステップ①となります!

 

 

ーー②スモールステップに分ける

 

 ドーパミンを思いどおりに出すために、神経学者のジュディ・ウィリス氏は、「小刻みに目標設定すること」をすすめています。

 

大きい目標すぎると、人はモチベーションを保てなくなります。つまりは、大きい目標を細分化していくことで「大きな目標を実現」していくということです。

 

方法はとても簡単です!

 

【目標の細分化】

「年単位」

「月単位」

「日単位」

 

この計画に落とし込むだけです。

 

 たとえば、クジラを1年かけて食べるか、1日で食べるかの違いです。当たり前ですが、後者のほうが成功確率は低くなります。それを、1年の計画に細分化して「1日に食べる量」を明確にすれば、結果的に1年後にはクジラを食べきっているということです。

 

大きい目標を小さい目標に小分けしていくイメージですね!

 

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ーー③ドーパミンを分泌

 

ドーパミンは、目標を達成したときの達成感や充実感を覚えさせてくれます。

 

 ドーパミンは「やる気」に深く関係しています。大脳皮質などの広範囲に広がる「中枢辺縁系」は、最も大事な報酬系の神経系です。報酬が予測されたとき「側坐核」では、ドーパミンが増えることが研究で判明しています。

 

これを別名「やる気分子」と呼んでいます。

 

この「やる気分子」をレベルアップさせる方法は以下の通りです。

 

【やる気分子のレベルアップ方法】

・運動を楽しむ

(ヨガ・ウォーキングなど)

 

・瞑想する

 

・趣味に没頭する

(読書・工作・手芸など)

 

・音楽を聴く

(脳はマルチタスクが苦手なので作業を始めたら聴かないほうが良い)

 

・新しいものを探す

 

・新しいことに挑戦する

 

 以上のたった3ステップを繰り返すだけで「成功の脳」になれるという結果です。本記事に合わせて、ハーバード大学の脳科学研究の結果も読んでみるとより面白いですよ!

 

 モチベーションが続かない人の共通点

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ドーパミン・コントロールにも欠点がある?

 

簡単な方法論なので実践はできそうですよね。

 

 しかし、そんな簡単に成功者になれたらこの世は成功者で溢れかえります。つまりは、目標設定の動機によっては、方法論を続けることすらしなくなります。

 

そのダメな目標設定とは以下の通りです。

 

ーー失敗する目標設定

・高年収だから

・世間体がいいから

・会社の業務命令だから

・親の希望だから

・叱られたくないから

 

このような目標動機を「外発的動機付け」と呼びます。

 

 やる気は「内発的動機づけ」でなければ意味がありません。つまりは、誰かに指示されたり罰を回避したいなどでなく、「自分自身が欲している」という純粋なものでなければ失敗してしまいます。

 

「勉強ができたらお菓子をあげるよ」この救育法が推奨されない理由は、自発的な動機を奪うことにあるからです。「お菓子をもらえるから勉強する」のと「自分で知りたくて勉強する」のとでは、吸収力が違うのはわかって頂けるかと思います。     

 

ぜひ、目標設定は「自分が本当に叶えたい夢」に設定してくださいね!

  

 

 まとめ

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・成功者の脳の秘密は「ドーパミン」にある。

 

・ドーパミン・コントロールは3ステップ

 

・目標設定は重要

 

 いかがだったでしょうか?この著作は2018年3月に出版された新作本です。脳の構造を理解するには、とてもいい著作だと思います。ぜひ、お手に取ってみてくださいね!