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【心理学】「人間関係が怖い」がグッとラクになる3つの方法

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「人の目が怖い」と感じていませんか?

 

職場や学校などのコミュニティには、多くの人が一箇所に集まっていますよね。

 

 人間関係についてのあるアンケートを実施したところ、約7割のかたが「苦手な人がいる」と答えたというデータもあります。つまり、「人間関係が得意です」と自信を持って言えるかたのほうが圧倒的に少数派なのです。

 

 だからこそ、「嫌われるのが怖い」「人の目が怖い」など人間関係に悩むかたも多いのが事実です。そこで、心療内科医である中川晶氏の「ムリせずラクに生きられる方法」について書かれた著作があります。

 

 人間関係に疲れてしまった、人間関係が怖いと思うかたに心理学の観点から「グッとラクになる3つの方法」にまとめて記事にしました。

 

それでは、さっそく本編にはいっていきましょう!

 

【元ネタ本】 

ムリせずラクに生きられる!  「嫌われるのが怖い! 」がなくなる本

ムリせずラクに生きられる! 「嫌われるのが怖い! 」がなくなる本

 

 

 

 人間関係が怖いのカラクリ

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なぜ人間関係が怖いと思うのか?

 

人間関係や他人の目が怖いと思うカラクリは精神医学では「予期不安」が原因だとされています。

 

 予期不安とは、まだ起こってもいない出来事に対して、不安になることを予期不安と呼びます。たとえば、地震は日本にいればどこでも発生する可能性があります。このいつ発生するかわからない地震に対して、毎日のように怯えるのは「予期不安」です。

 

 パニック障害の患者さんに多い特徴に、パニック発作そのものよりも「パニック発作が起こるのではないか」と予想や不安をかき立ててしまいパニックになると著者は語ります。

 

このメカニズムと「人間関係が怖い」のメカニズムはよく似ているのです!

 

 つまり、現実では嫌われていないにも関わらず、「嫌われたらどうしよう」と不安になってしまい、この不安が原因で、相手に「同調」「避ける」などの行動を取ってしまいます。

 

結果的に「自分の本音」がわからなくなってしまい苦しくなるのです。

 

これが、人間関係や他人の目が怖いと感じてしまう原因の始まりです。

 

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ーー人の目が気になる人、気にならない人の違い 

 

 冒頭でも少し触れましたが、人間関係が得意だと思っている人のほうが少ないです。会社や学校で、上手に人間関係を築いているように見える人も本音はわかりません。

 

そもそも、人間は「自分にないもの」に目がいきやすい傾向にあります。

 

 きれい好きな人はガサツな人に目がいきやすく、自分をブサイクだと思っている人は、きれいな顔立ちの人に目がいきやすいことが心理学でわかっています。

 

これを「相補性の法則」と呼びます。

 

 つまり、あなた様の視点は「上手そうに人間関係を築いている人」ばかりに目がいきやすい傾向にあります。だから自分と他人を比較対象しては落ち込むのですね!

 

 「上手そうに人間関係を築いているように見える」だけで、その方も人間関係で悩んでいる確率は70%以上という高確率です。しかし、なかには本当に人の目が気にならない人も存在します。

 

この違いはとてもシンプルだと著者は語ります。

 

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それは「いい人を演じていない」ことです。

 

  つまり、自分本来のリズムで生きており、人と同じでいる必要もないと思っているかたです。「視野の違い」と言えばわかりやすいかもしれません。

 

 会社や学校は1つのコミュニティでしかありません。しかも、多くても数百人のコミュティです。世界人口は、2017年度で約76億人おり、2030年には86億人になると国際連合が発表しています。76億人のうちのたった数百・数十人のコミュニティです。

 

 76億人もいればあなた様を嫌う人なんてたくさんいます。もちろん、飾らない自分を好きになってくれる人も必ずいます。トマトが好きな人もいれば、嫌いな人もいて、なんとも思わない人もいる。好き嫌いは誰にでもあり、それは個人の自由ですよね!

 

対人関係も同様で、悩んだところで意味がないのです。

 

 これを心理学者アルフレッド・アドラーは「他者の課題」と呼んでいます。つまり、他人があなた様を「好きになるか」「嫌いになるか」「どうでもいいか」この選択は、あなたのチカラでどうこうできる問題ではないです。

 

【過去記事】

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  人間関係がラクになる3つの方法

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すぐに効く「心」を回復させる方法はないか?

 

結論から言いますと、あります!

 

 これが本記事のメインテーマと言ってもいいポイントです。前章では、「なぜ対人関係が怖くなるのか」このメカニズムを知りました。次に、いますぐに「こころ」を回復させる方法論を書いていきます。

 

その方法は実に簡単です。それは「自尊心を大きくする」ことです。

 

 自尊心は大きくなりすぎると、自己愛人格者など悪口をいわれてしまいますが、とても大事なものだと著者は語ります。

 

これを「自己保存本能」と呼びます。

 

それでは、この事例を本書抜粋で見てみましょう!

 

【本書抜粋】

 ある中年のご婦人からの悩みは、毎日の気分がすぐれず、すぐに「自分は馬鹿だから」と落ち込んでしまうという内容でした。

 

 よく読んでみると、夫の学歴より低い彼女を夫がいつも馬鹿にするとのことでした。これは一種のイジメですね。ぼくは回答で彼女の自尊心に火をつけるために、まず手始めに夫の悪口を書きました。

 

「あなたの夫は実は学歴にコンプレックスがあります。さらに自分の知能にも自信がありません。なぜなら自信のある人は自分を上だと主張する必要がないからです。こんなにしつこく主張するのは、自分に自信がない証拠といっていいでしょう。」(P55)

 

 これを知っていると知らないとでは、今後の人生で「対人関係で悩む時間」が圧倒的に少なくなります。つまり、あなたに嫌がらせや嫌味を言ってくる人は、自分に自信がない人です。  

 

それならば、相手の心理を読むことで受け流す術を知るだけです。

 

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ーー自尊心を大きくする3つの方法

 

【1.相手の心理を読む】

社会心理学の研究で「下方比較」と「上方比較」と呼ぶものがあります。

 

 自分が不幸だと考えている人は、自分より不幸な人と自分を比べる傾向にあり、自分が幸せだと考えている人は、自分より優れた人と自分を比べて、憧れや競争心を燃やしたりします。

 

 つまり、自慢話が多い人・悪口が多い人・他人をイジメる人・虚勢を張って威張る人・自己中心な人・嫌みが多い人・上から目線の人など共通することはただ1つです。

 

「自分に自信がなくコンプレックスで悩み、今後対人関係もうまくいかなく、ひとりぼっちになる寂しい人」という結論です。もし、自分が上記に当てはまるようなら、すぐに改善したほうがいいと思います。本当にひとりぼっちになります。

 

なぜなら、このような人物は「無視」されたら終わりだからです。

 

 つまり、上記のような特徴の人でお悩みのかたは「あー、この人は今後ひとりぼっちになる寂しい人なんだ」と思いながらシカトで大丈夫です。わざわざ嫌いな人とコミュケーションをとる必要もありません。

 

時間の無駄だと割り切ってくださいね!

 

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【2.一大事なことなんてほとんどない】

基本的に人の悩みは「対人関係」がすべてです。

 

 お金で悩んでいる人も紐解けば、対人関係や他人からこう思われたいという見栄であったりします。もちろん健康のお悩みもありますが・・・。

 

 そして覚えておいて欲しいことがあります。出来事のほとんどのことが「一大事」というほどではないことです。非常に苦痛だった出来事や数日後に控えている嫌なことも「一大事」というほどではないのです。

 

 なぜなら、著者のクリニックにくる患者さんは悩みが解決した途端に「なんだ、たいしたことではないじゃん」と気づくからだと著者は語ります。

 

出来事のほとんどは「一大事」ではないということを知っておきたいポイントです!

 

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【3.スプリッティングの自分に気づく】 

なんでも2つに分けることを「スプリッティング(分裂)」と呼びます。

 

 人は成長すると物事がそれほど単純ではないことがわかってきて、物事にはすべて「よい面」と「悪い面」の両方があると理解するようになり「スプリッティング」は使わなくなります。

 

しかし、なかにはスプリッティングばかりやる人がいると著者は語ります。

 

 対人関係でも相手をいとも簡単に「いい人」か「悪い人」に分類して極端な理想化やこき下ろしをしてしまいます。だからこそ、対人関係はうまくいかないことが多いのです。

 

 たとえば「いい人」と思う相手に対しては、「あなたほど素晴らしい人にあったことがない」と褒めちぎるのですが、その相手が少しでも意にそぐわないことをすると「あなたなんて最低」となるのです。

 

 つまり、物事はすべて表裏一体です。「いい面」もあれば「悪い面」もあるのを理解して白黒でなく「グレーゾーン」で物事をみることが重要だと著者は語ります。

 

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 「嫌われてもいい」そう思える思考

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あなたは相手のことをどう思う?

 

 人間関係で苦しむ人は、「相手が自分をどう思っているか」の視点で物事を見てしまう傾向にあると著者は語ります。

  

 大切なのは、自分が相手をどう思うかです。それと同時に対人関係の距離感も重要です。学生時代に、仲が良くなった友人と毎日のように一緒にいることってありますよね。

 

 でも、気付いたら仲が悪くなっていることや、カップルも最初の3ヶ月間くらいは毎日一緒にいます。すると1年もしないうちに破局したりします。

 

人間関係で悩む人は、距離感が近すぎてしまい疲れてしまうと著者は語ります。

 

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ー距離感が近い人の特徴と対処法

 

距離感が近い人の特徴は「プレゼントが多い人」「フレンドリーな人」「すぐにニックネームを付けたがる人」です。

 

 そもそも、対人関係で距離感を保ちたいと思う人は、ここに無理が発生してきてしまうのです。結果的にプレゼントのお返しなどで、「相手がどう思うか」などの視点に自然となる回数が多くなります。

 

そこで有効なことは「嫌なことはイヤ」と伝えることです。

 

 プレゼントが多い人には、「いつもありがとうございます!でも、私はあまり人からプレゼントを頂くのが苦手なので、これからはお気持ちだけで十分です」と思い切って言ってしまいましょう!

 

もちろん伝え方も重要ですので、その辺りは本書を一読していただければと思います。

 

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 まとめ 

ムリせずラクに生きられる!  「嫌われるのが怖い! 」がなくなる本

ムリせずラクに生きられる! 「嫌われるのが怖い! 」がなくなる本

 

 

・そもそも、ほとんどの人が対人関係が苦手

 

・対人関係をラクにするポイントは「自尊心」

 

・相手がどう思うかでなく、自分がどう思うかの視点

 

いかがだったでしょうか?

 

 「人」は人に助けられ、人に苦しめられるものです。「私は対人関係が苦手で」と思う人も多いかと思いますが、むしろほとんどの人が「得意です」なんて思っていないのです。

 

 あなた様が対人関係で悩むのも普通です。そこにちょっとした知識や意識で受けるダメージを減らすことができるのですね。より詳しい内容を知りたいかたは、ぜひ本書をお手に取ってみて下さいね!