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【心理学】後悔の正体と原因。後悔が多い人の3つのゆがみとは?

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なぜ、人は後悔をするのだろうか?

 

 それは、正しい決定と満足のできる決定ができないからです。自分の意思決定が思い通りにいかないからこそ、後悔が起きるのですね。

 

 私たちは、普段の生活で選択を繰り返しています。「ビジネス」「恋愛」「対人関係」「お金の問題」このすべてに意思決定が関係しており、必ず決断をしています。

 

 たとえば、レストランでハンバーグかパスタかで悩みます。「よし。ハンバーグ!」と決めた後に、パスタにすればよかったと後悔したりしますよね。

 

それでは、どうすれば「後悔しない決定」ができるのでしょうか?

 

 この「正体」と「原因」を研究した方が、慶應義塾大学社会研究科博士課程終了後に心理学者でご活躍されている内藤 誼人氏です。内藤氏は、近年の心理学研究によって、意思決定のプロセスが次第に解明されてきたと語ります。

 

今回は、心理学の観点から後悔しない意思決定の方法論を書いていきますね!

 

【元ネタ本】

なぜあなたは後悔ばかりしているのか

なぜあなたは後悔ばかりしているのか

 

 

 後悔の正体と原因とは?

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あなたは失敗が怖いですか?

 

結論から言います。完全な意思決定をすることは不可能です。

 

 このように聞くと、がっかりする読者さんもいると思いますが、これが真実です。たとえば、異性にしても「すべての点でパーフェクトな人」は存在しませんよね。

 

つまり、完璧な選択肢を求めていても徒労に終わるだけだと著者は語ります。

 

1978年にノーベル経済学賞を受賞したサイモン氏は、「3つの理由」から人間は合理的な意思決定が不可能としています。

 

1.知識の不完全性

2.予測の困難性

3.行動可能性の範囲 

 

「知識の不完全性」は、意思決定の課題について部分的な情報しか知りえないからとしています。「予測の困難性」は、世界は流動的であり未来を予測することは極めて困難だからです。そして、最後の「行動可能性の範囲」は、個人がなすことのできる行動パターンすべてを考えつくすほどの想像力を持っていないからだとしています。

 

国際福祉大学教授の和田氏の著作から「損を恐るから失敗する」からでも、損したくない気持ちが、心理バイアスとなり意思決定の判断ミスが起こると語っています。

 

つまり、絶対に失敗しないことは不可能であり、それを求めていても無意味だということです。

 

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ー因果関係らしさにだまされる心理

 

 後悔の正体と原因は何かと言いますと、意思決定の心理バイアスとそれに伴う合理的な判断ができないからです。

 

つまり、確率論を無視して判断するからです。

 

 たとえば、たまたまヒゲを伸ばしていたらホームランを打てたとしましょう。すると「ヒゲを伸ばしていたから、ホームランが打てたのではないか」このように思い込むようになります。これを「ジンクス」と呼びます。

 

しかし、ヒゲとホームランに因果関係などないことは明確ですよね。

 

 ヒゲを伸ばしたから、筋力が上がったわけでもないですし、フォームが変わったわけでもない。そもそも、ヒゲを伸ばしたからといって、誰でもホームランを打てるわけでもありません。

 

つまり、ヒゲを伸ばす前に「ホームランを打てるようになる具体的な練習」これが重要ですよね!

 

これを無視した結果が、意思決定の「ゆがみ」となり心理バイアスになるのです。

 

【過去記事】

www.anotori.com

 

 後悔が多い人の3つのゆがみ

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後悔が多い人と少ない人の違いはなにか?

 

 この詳細を詳しく知りたい方は、本書をお手に取ってもらいたいのですが、本記事ではその中でも3つをピックアップしました。

 

1.自分だけは特別だと思いたがる人

2.ストレスが多い人

3.失敗から学べない人

 

それでは、1つずつ見ていきましょう!

 

 

ー1.自分だけは特別だと思いたがる人 

 

 私たちは、自分だけは他の人とは違うのだと思いたがる心理があります。これを「自己奉仕バイアス」(セルフ・サービング・バイアス)と呼びます。

 

 たとえば、地震が起きたとき「あなたが助かる確率はどのくらい?」と聞くと、ほとんどの人は根拠もなく、自分だけは100%助かると答えると著者は語ります。他にも「自分だけはリストラされない」とか「自社だけは倒産しない」などあります。

 

  つまり、他者の欠点はよく見つけることができるのに、自分の欠点には気づかない傾向にあります。言い換えると、客観視が出来ないとも言えますね!

 

このバイアスにて、意思決定の判断を見誤ることで、失敗してしまい後悔をするという構図です。

 

ーー解決策

 

この解決策は非常に簡単です。

 

  自分を客観視できるようになる練習をします。その方法は、メタ認知や瞑想という方法論が最も効果的です。 

 

【関連記事】

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 ストレスが多い人は後悔が多い 

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2つめに後悔が多い人の共通点は「ストレスが多い人」です。

 

性格的な特徴だけではなく、その日の体調やストレスも、私たちの意思決定に大きな影響を与えていると著者は語ります。

 

 たとえば、不安や緊張を感じていると視野は相対的に狭くなりがちですし、身体的にも気だるさを感じやすいです。それが、頭の認知処理能力を落としてしまい、情報収集に手を抜いて冷静な判断ができなくなる傾向にあります。

 

ワシントン大学のフレッド・フィードラー教授も、ストレスを感じるほど認知的な処理ができなくなり、意思決定や政策決定が悪くなると述べています。

 

ーー解決策

 

人間は天気だけでもストレスを感じる動物です。

 

 ストレス発散方法や呼吸法の習慣化はもはや必須事項ですね。ストレス発散に効果的なのは運動です。運動もやりすぎるとストレスになりますから、頑張りすぎない運動と呼吸法を身につけてストレス軽減をすれば後悔も減ります。

 

【過去記事】

www.anotori.com

 

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ーー3.失敗から学べない人

 

 ある決定をして、それが間違った決定であることがわかったとき、私たちは、あたかもその間違いが「最初から予測できたように」扱ってしまいがちですよね。

 

これを心理学で「後知恵バイアス」と呼びます。

 

シカゴ大学のスコット・ホーキンス博士とコロラド大学のレイド・ハスティ教授らは「後知恵バイアスは、自分を愚か者に見せたくないために起きる」と述べています。

 

たとえば、「ああ、なるほどね。やっぱりここがまずかったのね!はいはい。」みたいに格好つけたりする人を見たりします。このような人物は、同じ失敗を繰り返す傾向にあると著者は語ります。

 

つまり、失敗をあたかも予測していたかのように振る舞うことで、失敗の本質を見ようとしないのです。

 

「次に、頑張れば良いじゃん!」とか「精一杯やったじゃん!」などの言葉は、失敗の本質を深掘りすることなく、原因追求もしません。

 

それでは、今後も同じような失敗をして後悔を続けることになりかねません。

 

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ーー解決策

 

この解決策もシンプルです。

 

失敗を認めて、「周囲からの評価が下がるのではないか」このように自身が考えていないかをセルフチェックすることです。

 

「バカにされたくない」「評価が下がるのではないか」このような思いが湧いてきたら 、それが問題だということに気づくことです。

 

見下されるのが嫌だと思うのは当然です。

 

しかし、魅力的な人間ほど格好つけることをしないで「普通の自分」でいます。

 

  失敗はだれでもありますし、失敗後のフォローの方が重要です。素直に謝り、失敗を認めることで再発防止策に繋がります。

 

それを成長と呼ぶのですね!

 

 まとめ

なぜあなたは後悔ばかりしているのか

なぜあなたは後悔ばかりしているのか

 

・完全なる選択肢などない

・因果関係をごっちゃにしない

・3つのゆがみに気付く

 

いかがだったでしょうか。

より詳しい内容を知りたい方は、ぜひ本書を一読してみると面白いと思います!